思い出は、父の拳の暖かさ ☆Kingの召還☆

9時になる頃、父方の親戚達は『明日も来るから』と言って、

スヤスヤと、痛がりもせず、顔を歪める事もなく寝ている父に安心して姉を乗せて(笑)帰って行きました。


どなた様も、ご油断なく〜。



で、残った母方の兄嫁さんは今日、泊まって下さるそうです。


母が昨日の分、爆睡こいてる間、おばちゃんはずぅっと付き添いをしてくれています。



本家筋の親戚が帰った後から、安心したのか父は、目を開いて、痛がります。



モルヒネを何度もフラッシュして貰いましたが、痛さに顔を歪めて苦しむので



1.7を2.2に上げて貰いました。



父を、真綿で殺している気分です。



こんな時は、どーしたらいーの?



さっきまでは温かかった手は冷たくなって、痛さに顔を歪めて


話せない代わりに、すがる様な目になったり、顔を歪めて痛い場所に手を当てる。


おとーちゃん?


痛いの嫌いなのに、


全身で 全霊で 目を開いて。



< 48 / 171 >

この作品をシェア

pagetop