恋愛と仕事の両立
朝、起きてテレビをつけてみた。


「あ、藍李だ!ついに来たか!藍李の女優人生が!
お母さ〜ん!藍李出てるよ!早く来て!」

「あら〜。おめでとう!よかったじゃない。」

「うん!で、早速なんだけど、この雑誌の撮影が一時から入ってるの!」

「そっかぁ…じゃあ学校はどうするの?」

「学校は、明日から行くよ!一週間たったし。」

「分かったわ。」


明日から学校か…俊也ってば、一週間もメールくれないよ……。
でもせめて今日は、テレビ見てメールしてくれるよね?



信じよう。


♪ピロリン♪ピロリン♪

あれ。電話だ。


「もしもし!藍李で〜す」

『藍李ちゃん!?急いで外に出て!』

「はい。」

ブチ―


電話は翔太クンによって、一方的に切られてしまった。

どうしたんだろ…

それより急がなきゃ!


藍李は、鞄を持って外に出た。


うわ!

なんかすごい車止まってるよ…


「藍李ちゃん!急いで乗って!撮影が早まったらしい!」

「えっ。あっはい!」


すごいな…
芸能人ってハードスケジュールなんだ。


そして車を走らして、一時間ほどで、撮影場所に着いた。


「おはようございます!牧原藍李です!お願いします!」

昨日と同じように撮影が始まった。


「じゃあ…藍李ちゃん!そこの仔犬と遊んでみて!」

「はい」

言われた通り遊んでみた。

この仔犬めっちゃ可愛い♪

パシャ!
パシャパシャ!

えっ!
撮ってんだ!

気付かなかった…



そうして撮影も順調に進み、撮影はすべて終わった。


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