泣き虫チビパパ×怪力デカママ=
流してくれるかと思ったけど、そんなことはなかった。まあ、ですよねー。
「はいはい、わかりました。謝ります。すいませんでした」
「誠意がこもっていない!いやいや謝るな!もっと誠意をこめて謝れ!」
謝ったのに怒られてしまった。言い方は悪かったかもしれないが、そこまで怒鳴られるのは納得いかない。というか謝って怒られるとこちらも気分が悪くなる。
「…確かにちょっと謝り方に感情がこもってないように聞こえたかもしれないけど、ちゃんと心からいったんだから!」
ギンッとわたしは思いっきりそいつを睨みつける。ーとそこで初めてそいつの顔を見た。栗色のような髪の男子学生だった。あ、前髪の分け目は左側にあるんだね。そして身長差が15センチ以上有りそうだ、ちくしょう。そのせいで若干顔あげ続けるのしんどいっす…。
男子学生の方はずっとこっちを向いて喋っていたみたいで、顔を上げたら目があった。
ああ、確かに顔を見ずの会話は失礼だったなあという考えが頭を掠めたが、喧嘩腰な態度をとってしまった以上もう後には退けない。こうなったら勢いだ!
そう、何か理由をつけよう。
わたしより背が高い男なんて双子の弟・隆雪以外存在を認めないと決めている!!そしたら、ほとんどの男子がアウトだって思ったけどしるかっ!
よし、これでいこう!!
「はいはい、わかりました。謝ります。すいませんでした」
「誠意がこもっていない!いやいや謝るな!もっと誠意をこめて謝れ!」
謝ったのに怒られてしまった。言い方は悪かったかもしれないが、そこまで怒鳴られるのは納得いかない。というか謝って怒られるとこちらも気分が悪くなる。
「…確かにちょっと謝り方に感情がこもってないように聞こえたかもしれないけど、ちゃんと心からいったんだから!」
ギンッとわたしは思いっきりそいつを睨みつける。ーとそこで初めてそいつの顔を見た。栗色のような髪の男子学生だった。あ、前髪の分け目は左側にあるんだね。そして身長差が15センチ以上有りそうだ、ちくしょう。そのせいで若干顔あげ続けるのしんどいっす…。
男子学生の方はずっとこっちを向いて喋っていたみたいで、顔を上げたら目があった。
ああ、確かに顔を見ずの会話は失礼だったなあという考えが頭を掠めたが、喧嘩腰な態度をとってしまった以上もう後には退けない。こうなったら勢いだ!
そう、何か理由をつけよう。
わたしより背が高い男なんて双子の弟・隆雪以外存在を認めないと決めている!!そしたら、ほとんどの男子がアウトだって思ったけどしるかっ!
よし、これでいこう!!