(架空)執事と私
2 声から守る人
私「ねえ前田さん、昔、お母さんがお父さんとケンカしたときのこと、おぼえてる?」

執事「どんなケンカだったのでしょう?」

私「うん、最初に、声だけ聞こえてきて、何かあったんだろうなーって。

そしたら、途中でぱぁんって音がしたから、たぶん、お母さん、お父さんをひっぱたいたのよね」

執事「そんなこともありましたね」

私「前田さん、心配して、私の部屋に来てくれたのよね」
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