(架空)執事と私
3 お買いもの
私「ねえ、前田さん。お父さんがクジャクを飼おうとしたときのこと、おぼえてる?」

執事「ありましたね、そんなことが」

私「庭に小屋を建てようとか。えさ代はどうするのか、何を食べさせるのかって冷静にお母さんが止めたのよね。

お父さんは唐突に何かを始める人なのよね。

急に仮装通貨を買うって言ったり。それもお母さんが止めて。もし止められなかったら、たぶん、大損してたでしょうね。お父さんに先見の明はないもの」

執事「手厳しいですね」
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