(架空)執事と私
4 水色の手帳
執事「(何か、意を決したよな表情で)
お嬢様、わたくし、お嬢様に言いたいことがあります」

私「どうしたの?」

執事「お嬢様は、お忘れになっていることがあります。本当は……、それを思いだしたくないから、
それならわたくしは、お嬢様に

合わせよう

と思いました。

あなたにとって、現実は、とてもつらいものだったのでしょう。

お嬢様、あなたのご両親は、

もう、いないのですよ」
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