モノノケモノ
第三章 森の番人
月浦さん達の上司(よくよく話を聞いたら警察庁長官兼裁判長のような役職の人らしい)を説得するべく、私はカラス達のアジトに行くことにした。
カナ爺はその人のことがあんまり好きじゃないらしく、ついてきてくれない。
というわけでメンバーは月浦さん、呉羽さん、明星、黒斗さん(やっと目覚めた)、秀(熟睡中)となった。
ちなみに黒斗さんは目を覚ました時、私の腕の中に秀がいるのを見て、
「危なーい!!」
と絶叫し、後ずさりすぎてテレビに頭をぶつけていた。
よっぽど「どーん」が痛かったらしい。
私と秀の関係や、諸々のことを説明された後は、ムスッとした顔で列の一番後ろを歩いている。
一番強そうな外見なんだから一番前を歩いてくれればいいのに。
カナ爺はその人のことがあんまり好きじゃないらしく、ついてきてくれない。
というわけでメンバーは月浦さん、呉羽さん、明星、黒斗さん(やっと目覚めた)、秀(熟睡中)となった。
ちなみに黒斗さんは目を覚ました時、私の腕の中に秀がいるのを見て、
「危なーい!!」
と絶叫し、後ずさりすぎてテレビに頭をぶつけていた。
よっぽど「どーん」が痛かったらしい。
私と秀の関係や、諸々のことを説明された後は、ムスッとした顔で列の一番後ろを歩いている。
一番強そうな外見なんだから一番前を歩いてくれればいいのに。