この恋、遊びにつき。
結衣:こんばんは。お疲れ様です。


kei:こんばんは。結衣さんもお疲れ様。


結衣:ありがとうございます。


kei:今日はお休みだったんだよね?何して過ごしたの?


結衣:掃除して洗濯して、あとは本読んで、かな。


kei:一人暮らしなんだっけ?ご飯とかも作るの?


結衣:はい。料理好きなんですよ。味は分からないけど。


kei:そうなんだ、すごいな。得意料理は?


結衣:パスタ全般は好きだからよく作るかな。


kei:いいね、俺パスタ好きだよ。


結衣:おいしいかはまた別だよ?


kei:味じゃなくて、作ってくれることが大事なんだよ。


・・・いいこと言うじゃん、この人。



結衣:いい人ですね。


kei:えっ?


結衣:味は大事じゃないって、なかなか言えないですよ。


kei:そうかな?だって、作るのだって大変でしょ?それだけで俺は嬉しいよ。


結衣:そっか。


kei:俺が料理できないからなのかもしれないけどね。


結衣:料理しないんですか?


kei:あんまりね。だからご飯はいつも外食かコンビニ。


結衣:体に良くないですよ。


kei:結衣さんが作ってくれるといいんだけど。


結衣:あはは、パスタでよければ。


kei:充分だよ。楽しみだな。

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