この恋、遊びにつき。
kei:そろそろ寝ないと明日きついですよね?
keiさんに言われて時計を見ると、
いつの間にか日付が変わっていた。
もうこんな時間?
楽しすぎて気づかなかった・・・
『寂しい』
思わずそう打ってしまいそうになる。
でも、理性がそれを引き止める。
ダメだよ。
一度限りの相手なんだからさ。
結衣:そうですね。今日は楽しかったです。
kei:僕も楽しかったです。それで、嫌なら断ってくれていいんだけど・・・
-・・・所詮この人も他の男と一緒か。
どうせ私の写真も見せろとかでしょう?
ちょっとでも期待した私がバカだったな。。
結衣:何ですか?
kei:メールアドレス、教えてくれないかな?また結衣さんとお話がしたいんだ。
-・・・へ?
kei:チャットで話す約束をする手段だって考えて欲しいです。いつもここに来れるわけじゃないから・・・
-約束をするって・・・また話せるの?
kei:ごめんね、ダメなら無理する必要はありません。
結衣:パソコンでいいなら、大丈夫ですよ。