助けて〜その後〜


カタカタと震えた体で疾風は、電話を切った。

数分ぐらい、明日の恐怖に身震いが止まらず震えて、落ち着くのを待った。

黒雪さんに渡す、宮川と田上の資料をパソコンから出してコピーを行いながら誰かに頼もうか考えたが諦めた。

カチャカチャとコピーから出てきた資料、呆然と宮川と田上を見つめた。

呆れるほどの屑だとは、思わなかった。

無断欠席、会社に借金、少年院にいた宮川。

横領してた疑いがあり、レイプ、盜撮、万引きの田上。

警察にご用になる奴、仕事が出来ないのに威張る根性が許せない。


不況の嵐が流れてるのに。

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