助けて〜その後〜
「ああ」
眉間に皺を寄せて、黒雪さんに陥れる為にコピーした資料を渡たそうとした。
困った表情を浮かべながら、
「もう、頼む為に、来たのだったら嫌だわ」
不貞腐れてるが黒雪さんらしい。
「ごめん、埋め合わせは、今度するから」
黒雪さんの頬に唇を軽く触れて、
「ダメか。
それから、黒雪さんからと言って、これを渡してくれないか。
頼めるの黒雪さんしかいないだ。
無理なお願いは、承知で」
疾風が下でに出るなんてよっぽどじゃない。
疾風は、宮川と田上の2人の情報と、資料と盗聴腕時計を渡した。
逢うセッティングも行って、後は、黒雪さんに任せておく。
ある、牢獄にかこまれるようにな。