恋人同盟〜モテる二人のこじらせ恋愛事情〜
顔だけじゃない
誕生日にホテルの部屋を押さえたことは弦には内緒にしたまま、めぐはその日を待ちわびていた。
とにかくランタンフェスティバルが楽しみで仕方ない。
デスクで資料を広げながら、隣の席の弦に話しかけた。
「ね、氷室くん。ランタンは、パークの運河をクルージングしながら終着点のキャナルガーデンまで来て、船上でリリースでしょう?写真撮影するには、クルーズ船に乗せてもらった方がいいかな?」
「んー、そうだな。リリースの瞬間は真下から撮りたい。浮かび上がってからは、少し遠くから撮りたいな。ちょうどホテルが正面にあるから、長谷部さんにお願いしてホテルの中から撮らせてもらおうか」
途端にめぐは慌てふためく。
「そ、そうね。でもそれは、私から連絡しておくから大丈夫。氷室くんは気にしないでね。あ、じゃあ、クルーズ船の方に聞いてみてくれる?」
「ああ、いいけど。どうかしたか?」
「どうもしないよ、大丈夫。楽しみだね!」
取り繕うようににこっと笑ってから、めぐはパソコンに向き直った。
(えっと、もし誕生日までに氷室くんに好きな人が出来たら、撮影用に確保したってことでホテルの部屋から写真を撮ろう。もし出来てなければ、勤務後に部屋でケーキとシャンパンで乾杯、でいいかな?)
頭の中で当日の流れをシミュレーションする。
(あとは好きな人が出来たかどうかを、氷室くんに改めて確認しなきゃね)
そしてまた資料に目を落とした。
雨天や荒天、強風の場合はランタンフェスティバルは中止と書かれている。
(お天気いいといいな。あー、楽しみ!SNSでもたくさん告知して、一人でも多くのゲストに楽しんでもらおう)
めぐは気合いを入れると、宣伝用の記事を書き始めた。
とにかくランタンフェスティバルが楽しみで仕方ない。
デスクで資料を広げながら、隣の席の弦に話しかけた。
「ね、氷室くん。ランタンは、パークの運河をクルージングしながら終着点のキャナルガーデンまで来て、船上でリリースでしょう?写真撮影するには、クルーズ船に乗せてもらった方がいいかな?」
「んー、そうだな。リリースの瞬間は真下から撮りたい。浮かび上がってからは、少し遠くから撮りたいな。ちょうどホテルが正面にあるから、長谷部さんにお願いしてホテルの中から撮らせてもらおうか」
途端にめぐは慌てふためく。
「そ、そうね。でもそれは、私から連絡しておくから大丈夫。氷室くんは気にしないでね。あ、じゃあ、クルーズ船の方に聞いてみてくれる?」
「ああ、いいけど。どうかしたか?」
「どうもしないよ、大丈夫。楽しみだね!」
取り繕うようににこっと笑ってから、めぐはパソコンに向き直った。
(えっと、もし誕生日までに氷室くんに好きな人が出来たら、撮影用に確保したってことでホテルの部屋から写真を撮ろう。もし出来てなければ、勤務後に部屋でケーキとシャンパンで乾杯、でいいかな?)
頭の中で当日の流れをシミュレーションする。
(あとは好きな人が出来たかどうかを、氷室くんに改めて確認しなきゃね)
そしてまた資料に目を落とした。
雨天や荒天、強風の場合はランタンフェスティバルは中止と書かれている。
(お天気いいといいな。あー、楽しみ!SNSでもたくさん告知して、一人でも多くのゲストに楽しんでもらおう)
めぐは気合いを入れると、宣伝用の記事を書き始めた。