キミの隣に座っていたい

「重たいもの買うの!だから!」

そう言うことか…

「分かった。片付けたら正門の前で待ってて。」

絢は頷いて、片づけを始めた。

「マナちゃん!早く片付けよ!!」

「分かった!」


「春沢、ここの施錠頼むな?職員室いるから。」

「わかりました。」

春沢に鍵を渡して、職員室に戻った。




「あれ、まだいたのか?竜也」

職員室には大学からの友人で同じ数学教師の西竜也。

「今から帰るよ!!菜々香が待ってるから
じゃーな!!」

菜々香とは竜也の婚約者。

「じゃーな!!」

プリント作成でもしとくか…



「佐原先生!持って来た。」

春沢から鍵を受け取り、荷物を片付け愛車に向かった。



あれ?絢以外にも誰かいるぞ?

正門に3人立っていた。

「なんでマナちゃんたちがいるのか?」

「いいじゃん!!帰る方向一緒なんだから!!
優一もスーパーによりたいらしいしね?いいでしょ?」

とマナちゃん。



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