キミの隣に座っていたい

「春沢くん…これは本当かい?」

「はい…男子生徒たちにも聞きましたから。」

堂々と答えた。

「嘘ですよ!生徒たちを信じるんですか?」

水瀬が慌てだした。

俺も春沢が持て来た紙の一枚をみると…

女子生徒たちが水瀬に理由なしで怒られたと言うものだった。その他、男子生徒たちとの怪しい関係など…

「あと、校長先生これを…」

マナちゃんが校長先生にデジカメを渡した。

証拠写真でも撮ったのか?

「これは!?水瀬先生、詳しくお話を聞いてもよろしいかな?」

校長が怒ってる…

「…わかりました。」

「佐原先生はもういいですよ。あと、君たちも」





俺と春沢たちは校長室を出た。

「ありがとな」

「したかったことをしたまでです。」

春沢はたんたんと言った。

「あたしは絢のためにしたまでだよ!」

とマナちゃん。


そう言えば!絢!!

「今日、絢は?」

「欠席してる。それから、母さんからこれを預かって来たよ。」

マナちゃんから白色の封筒を受け取った。

「おばさんから?」


「じゃあ、俺たちこれから授業なんで」

4人は教室のある方に行ってしまった。




職員室に行くか…

手紙をポケットに入れて、職員室に向かった。





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