キミの隣に座っていたい

「涼ちゃん!写真撮ろう!」

絢はマナちゃんや春沢たちをよんで、写真を撮った。

「これからマナちゃんたちと春沢君ちで卒業パーティーするから!」

「わかった。終わったら連絡くれ」

絢はうんと頷いた。



春からマナちゃんたちとは別々になるからな…



あれからきちんと絢とは進路の話をして、この春から絢は調理の専門学校に行くことになった。








夕方には家に帰れた。

一旦家に帰ってきたんだ…

ソファーの上に絢のバックが無造作に置かれていた。

テーブルの上にはお皿とスプーン、それから手紙


『涼ちゃんへ

カレー作っておきました。温めて食べてください。
今日みんなでお泊まりになるかもしれない
 絢より』


短かっ!?

って言うか…泊まり?!
ダメだろ!一応男たちがいるからよ!



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