キミの隣に座っていたい

『今日は皆で泊まります!
明日の朝にはかえります。』

絢からのメールだった。

やっぱり泊まりかよ!

まぁ大丈夫だろ?マナちゃんいるし…

そう心に言い聞かせた。





翌日10時ごろ

「ただいま!!」

絢の声が聞こえる。




「涼ちゃん?」

「んっ…絢…?」

俺…ソファーで寝てたんだ。

「おはよう!涼ちゃん!」

「おはよう、それからおかえり」

目の前ににっこり笑った絢が立っている。

「今何時?」

「10時だよ?」

もう10時かよ!?



「絢!出かけるぞ!!」

急いで立ち上がり、絢にそう言った。

「ドコに行くの?」

「いいから!」

絢の手を引っ張って外に出て、車に乗せ車を発進させた。






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