【実話】愛してたよ
「もしもし?」
達哉が電話に出た!
あたしはかなりドキドキして、
「あっ!達哉。あたし楓。覚えてる?」
「おぉ!覚えてるよ、楓ちゃん。どぅしたん?」
どうしたん?って、聞かれても…、困ってしまう。あたしが達哉のこと気に入ってるのバレバレだよね(汗)
「ん?達哉、元気かなと思ってさぁ。」
「元気だよ。仕事は忙しいけどな。もぉ、接待続きだよ。」
そっかぁ、忙しかったから電話できなかったんだ。…っと、あたしはいいほうに考えた。
「ねぇ、今度の日曜日って空いてる?」
あたしは勇気だして聞いてみた。