【実話】愛してたよ
数週間後
季節はもう春を迎えていた。
あたしは就職活動で忙しくなった。本当はもっと早くに始めないといけなかったんだけど、達哉にはまっていたあたしはそれどころではなくて。みんなより遅れをとっていた。
あたしは精力的にたくさんの企業を回った。
頑張ったかいあって内定をもらった。
ふと、達哉のことを思い出して電話してみた。
「今さら何?」
って言われるのかな。