《DOOM》
「えぇと、うんとねぇ、まだ詞だけでメロディ入れてない」
――そう。まぁ、頑張ってやってくれ。じゃ……
「あー、待ってよ! 切らないで!
そんでさぁ、曲のタイトル決まんなくてさぁ……なんとなくメロディも浮かんでてOK!なんだけど。
詞はさ、なんかこう……たとえ運命の途中に悪いコトがあってもね、クソくらえってぶち壊して行こうってカンジなんだ。その最後の審判まで待つんじゃなくて、自分で選んで、自分次第でどっちにも転ぶだろうってさ」
――ふーん。いいんじゃないの? ナオヤらしいよ。
「でもさぁ、なんかカッコイイタイトル思いつかなくてさぁ。英語とか難しくて、分かんないし……」
――無理に英語とかいらなくない?