BaD


「痛っあ"ぁあぁッ!!!」


その瞬間、
ふと視界が明るくなった。

学校から出てきた時と同じように景色が赤く染まっていて、目の前の銀色に輝く鋭利物は景色同様真っ赤に塗られ、数秒前までえっちゃんと呼ばれていた肉片がその場に散らばっていた。

ソレさえなければ…、
とても穏やかな景色だった。

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