ヒミツの恋―不倫―


どこに行くのかな…


楽しみにしながら聞かないでいた。






車の中で
色んなことを話した。



楽しくて仕方ないこの時間。
私はこの人の笑顔が大好き。




『ついた♪』



見渡すと、そこは最近出来たばかりのテーマパーク。


『あずチャン、ここ行きたいって言ってたから。ここでいい?』


『うん♪』



この前の飲み会で
私が話してたの聞いてくれてたんだ。





チケットを買ってもらい入場すると
中はX'masムード。


『なんかデートって感じ♪』

そう言うと
仁くんが私の手を掴んで

『恋人同士みたいじゃん♪』


…照れる//


仁くんがすごく楽しそうで、
私はもっともっと楽しくなった。




手を繋ぎ、色んなアトラクションやショーを見て

チキンを頬張ったり

キャラクターと握手をしたり…写メ撮ったり…




だんだん暗くなってきて
イルミネーションがとても綺麗。


ほんとに私達…恋人同士に見えてる?


このまま時間が止まってほしいよ。








『あずチャン、そろそろ飯食いに出ようか?』


『うん。…せっかくだから出る前に2人で写真撮らない?』


私達は確かにここに来たんだって思い出を残したい。


『いいね♪俺の写メでいい?』



『またプリントしとくよ。出来たら渡すよ♪じゃあまた会えるだろ?!あずチャンにもう一度会う口実だよ』

恥ずかしそうに髪をくしゃくしゃしてる仁くん。


『また会えるよ。それと、そろそろ「あず」って呼んでよね♪』



私は仁くんの腕に抱き着いて写真を撮った。


仁くんの顔が、私の顔の横にある…




カッコイイなあ。
< 15 / 67 >

この作品をシェア

pagetop