ヒミツの恋―不倫―
―仁Side―




いつもの男四人で飲んでた。

またいつものように二人が動き出した。







『隣に可愛い女の子たち発見〜♪1人超可愛い子がいるよ』




『俺は帰るよ』

『またそんなこと言って〜もったいないぞ?』


無視して席を立った


目に入った女の子。


可愛い。



そう思ったと同時に体が動いてた。


あいつらに渡すのが嫌だった。



一目惚れってこうゆう事なんだ。






その子は『あずさ』って言うらしい。

左手の薬指に指輪をしてる。

彼氏いるんだろうな。
こんな可愛い子、彼氏いない方がおかしい。


周りの男にも興味ないらしく
つまんなそうに口うるさい質問に答えてる。


男3人はあずに夢中。

あ、俺を含め4人だ。



あずは俺にしか質問をしてこない。

からかわれて赤くなる顔がたまらなく可愛い。


俺に興味あるのかな?

俺、頑張ってみる価値あるのかも。






裕二が聞いた


『あずチャンってさあ、彼氏いるよね?!』



俺は聞きたくないと思った。


笑顔でごまかす女は、必ず男がいる…

この時
俺は胸が裂けそうになった。





たいした会話もしてないのに


一目見た時から

俺、あずさって子に惚れてる。





すごく惹かれる。
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