ヒミツの恋―不倫―
俺は完全に惚れてる。



旦那のいる女。



そんな事どうでもいいや。





久しぶりのこの気持ち、無駄にしたくない。




今日だけでいい。




今日楽しく過ごせればいい…





そう自分に言い聞かせる。



俺って嘘つき。



今日だけでいい…
なんて思ってるわけない。




美味しそうにお酒を飲む目の前の女の子は

俺のものにはならない。






それでもいいんだ。






俺はデートに誘った。


あずも嬉しそうにしてる。



あずはさっき会ったばかりの俺のこと、どう思ってる?


俺は好きだよ。大好きだ。






次のデートまで四日間。



連絡できなかった。



旦那がいる、家族のある
あずにむやみに連絡できなかった。


迷惑かけたら悪い。




でも俺は淋しかった。

確かに目の前で笑ってたのは、あずだよね。


夢だったのか?なんて思ったり。



あずの事ばかり考えてた。





やっぱり大好きだ。
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