ヒミツの恋―不倫―
『ごちそうさま〜♪』
『美味かったね♪…どうする?温泉でも入りにいく?』
『うん♪行こう』
そうして2人で大浴場に向かった。
なんか…ドキドキする。
温泉の次は…?
なんて勝手に想像して顔を赤らめてる私…
バカだ。
『あず♪また後でね〜』
『うん、待っててね♪』
1人で女湯に入った。
なんとなく…体を丁寧に洗った。
匡のことが頭に浮かぶ…。
もしも、仁くんとそんな関係になったら…
私は、家でどんな顔して過ごすのかな…
なんてボーっと考えながら女湯を出た。
『遅かったじゃん。大丈夫?』
『うん♪大丈夫だよ。気持ち良かったよ〜』
2人で部屋に戻った。
仁くんの浴衣姿
すごく色っぽくてドキドキする。
『温泉入ったら、やること無くなっちゃったね。露天風呂でも一緒に入る?』
…えっ?
部屋には露天風呂がある…
一緒に入る…ってことは裸になる…
『あははっ。冗談だよ♪顔赤くしちゃって可愛いなあ〜あずは。』
そう言って
私を抱きしめた仁くんの素肌に頬があたる。
ドキドキが止まらないよ…
長い間、抱き合って
キスをして、また抱き合って…
深いキスに変わる
優しい舌、絡ませ合いながら
仁くんの体温、香り、音をを感じとる。
布団の敷いてない冷たい畳に横になる。
仁くんの優しい唇、舌、指先に溺れてしまいそう…