ヒミツの恋―不倫―


『ごちそうさま〜♪』


『美味かったね♪…どうする?温泉でも入りにいく?』





『うん♪行こう』



そうして2人で大浴場に向かった。





なんか…ドキドキする。



温泉の次は…?
なんて勝手に想像して顔を赤らめてる私…




バカだ。





『あず♪また後でね〜』



『うん、待っててね♪』







1人で女湯に入った。


なんとなく…体を丁寧に洗った。


匡のことが頭に浮かぶ…。


もしも、仁くんとそんな関係になったら…


私は、家でどんな顔して過ごすのかな…





なんてボーっと考えながら女湯を出た。



『遅かったじゃん。大丈夫?』


『うん♪大丈夫だよ。気持ち良かったよ〜』




2人で部屋に戻った。





仁くんの浴衣姿
すごく色っぽくてドキドキする。






『温泉入ったら、やること無くなっちゃったね。露天風呂でも一緒に入る?』


…えっ?

部屋には露天風呂がある…


一緒に入る…ってことは裸になる…






『あははっ。冗談だよ♪顔赤くしちゃって可愛いなあ〜あずは。』



そう言って
私を抱きしめた仁くんの素肌に頬があたる。



ドキドキが止まらないよ…




長い間、抱き合って
キスをして、また抱き合って…



深いキスに変わる





優しい舌、絡ませ合いながら
仁くんの体温、香り、音をを感じとる。




布団の敷いてない冷たい畳に横になる。





仁くんの優しい唇、舌、指先に溺れてしまいそう…
< 29 / 67 >

この作品をシェア

pagetop