ヒミツの恋―不倫―
車に乗り込み15分ほどで、街のイルミネーションが見えてきた。


X'masまであと三日、街は超いい雰囲気。
恋人達でいっぱい。


そういえば…
匡はX'masに出張が重なって、それを外すために今日仕事してくれてるんだった。

家族思いの匡…

私は裏切ってるんだよね。

ごめんなさい。



『あず?どこで買い物する?俺んち用に部屋着も買いなよ。』


『私の服や物なんて置いてたら他の女の子を部屋に呼べないじゃん?』


『呼ぶ気がないの知ってるくせに〜。俺はあずだけでいいんだよ。』



嬉しい…けど私は仁くんだけじゃないんだよ?



『また余計な事考えてるだろ?あずは顔にでるからな』



はあ…仁くんは私の事なんでもわかっちゃうんだ。



そうしてるうちに私達は
いつも私が行くランジェリーSHOPの前にいた。



『俺が一緒に入ったら、今日の夜の楽しみが減っちゃうからな♪あず1人で行っておいで』


そう言ってクレジットカードを渡された。


『いらないよ、自分のは自分で買いますっ。じゃあちょっと待っててね』




私は色々物色しながらも
前から欲しかったブラショーツを二組買った。



店を出ると仁くんがいない。

よし!今だ!!



私は向かい側にあるブランドSHOPに入った。


買う物は決まってるんだ♪



本革のストラップをプレゼント包装してもらった。


仁くんへのX'masプレゼント♪


仁くんの財布やバッグもこのブランドだから気に入ってくれるはず。



私はさっき買ったSHOP袋にプレゼントをしまい店を出た。



あれ?まだ仁くんがいない…




そうしてすぐに…
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