ヒミツの恋―不倫―
『あず、風呂入ろう』
『うん♪』
服を脱いだ仁くんの背中は色っぽい。
この前は気付かなかったけど左胸と肩、足の甲にタトゥーがある。
健康的な肌によく似合ってる。
明るいバスルームではよく見える。
恥ずかしい//
私も脱いで髪をあげ、湯舟に入った。
後ろから抱っこされる私。
『仁くんっていつまで彼女いたの?』
『一年前かな。一緒に住むなり別れてココに引っ越してきたんだ。この部屋に入った女はあずだけだよ。』
『え〜ホントかなぁ?(笑)』
『俺はウソつかねぇから』
なんだか仁くんのこの言葉に、私も嘘をついちゃいけないと思った。
どれだけ仁くんといられるかわからないけど、素直でいなきゃ。
『仁くん大好き〜♪』
『仁でいいよ』
振り返る私にキスをした。
『俺もすげぇ好き』