満員電車。

結局私は部活に来ていた。

もうすぐ夏の大会が始まるから、休める雰囲気じゃなかった。

いくらマネージャーでもここは空気を読まなきゃ!


みんな頑張ってるなぁ…


あっ藤田くん。

彼が蹴ったボールはきれいな弧を描き、ゴールに吸い込まれていった。

かっこいい…

見惚れてしまった。

鮮やかなシュートに、ね!

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