ガラクタとおじいさん

それから何日かして、ドアが急に勢いよく開いた。

知らない人達が何人も、ゾロゾロと部屋に入ってきた。

おじいさんのベッドにもたれ掛る僕を見て、みんな驚いた顔をする。

……仕方ないね。

僕は『ガラクタ』だから。
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