ガラクタとおじいさん

前に居た家と同じ様に、食事の用意や掃除をしたりする。

でも、おじいさんは『そんな事しなくていいよ』と言う様に首を横に振った。

……僕の機能はそれしかないのに。

僕は困ってしまう。

たいした機能も付いていない僕は、いつおじいさんに捨てられてしまうのかが怖くて仕方がない。

結局、おじいさんにお願いして働く事を許してもらった。
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