将棋同好会、入ります!
今日は、体験入部のある日。高校1年生のあたしは、この高校にある将棋同好会に行くことにした。
「麻依(まい)ちゃん。また明日!」
入部は自由だけど、体験入部はどこかの部活に絶対に行かないといけないという決まりのあたしの通う高校。
高校の入学式の時に仲良くなった麻依ちゃんと別れて、あたしは将棋同好会の部室へと向かう。
緊張しながら部室に入ると、椅子に座った1人の男子生徒があたしの方を向いた。
「あ、えっと……体験入部に、来ました……」
そう伝えると、男子生徒は「本当!?」と立ち上がる。
「良かったぁ……少ないけどいる部員は、全員幽霊部員だし、唯一俺と対局してくれた先輩は卒業しちゃったし……暇だったんだよね。俺、将棋同好会部長の翔太(しょうた)。3年生。よろしく」
そう言って、先輩はニコリと笑った。
「1年生の志歩(しほ)です。よろしくお願いします……実は、あたし……将棋に興味はあるんですけど、やったことなくて……」
あたしがそう言うと、先輩は「大丈夫。俺が教えるよ」と準備を始める。
あたしは先輩の近くに移動すると、近くの机の上に鞄を置いた。
「将棋は、この盤と駒を使ってするんだ」
机の上に広げたのは、見た事のある黒いマスの書かれた茶色の板に、五角形のような駒。
「麻依(まい)ちゃん。また明日!」
入部は自由だけど、体験入部はどこかの部活に絶対に行かないといけないという決まりのあたしの通う高校。
高校の入学式の時に仲良くなった麻依ちゃんと別れて、あたしは将棋同好会の部室へと向かう。
緊張しながら部室に入ると、椅子に座った1人の男子生徒があたしの方を向いた。
「あ、えっと……体験入部に、来ました……」
そう伝えると、男子生徒は「本当!?」と立ち上がる。
「良かったぁ……少ないけどいる部員は、全員幽霊部員だし、唯一俺と対局してくれた先輩は卒業しちゃったし……暇だったんだよね。俺、将棋同好会部長の翔太(しょうた)。3年生。よろしく」
そう言って、先輩はニコリと笑った。
「1年生の志歩(しほ)です。よろしくお願いします……実は、あたし……将棋に興味はあるんですけど、やったことなくて……」
あたしがそう言うと、先輩は「大丈夫。俺が教えるよ」と準備を始める。
あたしは先輩の近くに移動すると、近くの机の上に鞄を置いた。
「将棋は、この盤と駒を使ってするんだ」
机の上に広げたのは、見た事のある黒いマスの書かれた茶色の板に、五角形のような駒。
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