姫LOVE
「もうすぐ山に着きますよ」
「了解★着いたらまずは・・・食事だぁ!」
「お前食うことしか頭にねぇんじゃない?」
「そんなことないよ!じゃあ脳内メーカーで調べてみてよ!頭ん中“悩”ばっかなんだからねッ!」
「あはは!まぁ俺は大丈夫だろうな。」
「見てッ!望夜!山だよぉ」
「見てわかるし。」
何でこんなことにはしゃげるんだろう。
俺には全くわからない。正反対の絢菜には。
何考えてるかも、俺とは違う考えだからわからない。
車はみんなのいる駐車場に止まり、俺らを降ろしてから、
走り去っていってしまった。
「みなさん、今から班別行動に移ります。安全な場所でお弁当を食べ、集合時間の5時にはここに集合してくださいね。では、A組の1班からどうぞ」
順番にみんなが歩き出し、その後についていく