トライアングル
智也SIDE
オリエンテーションの時、笹倉が兄貴の事について聞いてきた。
笹倉の前であんな失態さらすなんて…。
…俺にとって兄貴は越えられない存在で憧れだった。
それなのに今の兄貴は…。
…それより、今日から臨海学校だ。せっかく笹倉と同じ班だから、楽しまないと!!
…って、なんで笹倉の名前が出てくるんだ!?
「岡田〜早く材料持ってこいよ!」
「わりぃ、今行く!」
…そして昼飯を食べ終わり、しばらくして夕方になった。
今日の夜は肝試しらしい。もちろん班行動。
肝試しのコースの海辺にある小さな洞窟に来たときだった。
「俺、舞ちゃんみたいな子タイプなんだよね〜。」
そう言ったのは、1組のクラスのやつだった。
「でも私、あなたをよく知らないから…。」
笹倉の前であんな失態さらすなんて…。
…俺にとって兄貴は越えられない存在で憧れだった。
それなのに今の兄貴は…。
…それより、今日から臨海学校だ。せっかく笹倉と同じ班だから、楽しまないと!!
…って、なんで笹倉の名前が出てくるんだ!?
「岡田〜早く材料持ってこいよ!」
「わりぃ、今行く!」
…そして昼飯を食べ終わり、しばらくして夕方になった。
今日の夜は肝試しらしい。もちろん班行動。
肝試しのコースの海辺にある小さな洞窟に来たときだった。
「俺、舞ちゃんみたいな子タイプなんだよね〜。」
そう言ったのは、1組のクラスのやつだった。
「でも私、あなたをよく知らないから…。」