愛してる。〜ただ、それだけ〜
………………



気を失った私。


「………つ………るつっ」


「??」
前がかすれてよく見えない…

「るつ、痛くないか??大丈夫か??」


「………健吾??」


「大丈夫か??」



「どうして…私……お母さんとお父さん…………は?」



「…………」


どうやら、私は気を失って、お母さんと倒れて


いたらしい…


「お母さんはっ????!!!」

「病院だよ………死んでねぇーよ」

と言って健吾は私の頭に

ポンッ

と軽く触れた。
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