うしろの正面だーあれ
かーごめかごめ
かーごのなーかのとーりぃは
いーついーつ出ー会ぁう
夜ー明ーけーのー晩に
つーるとかーめがすーべった
うしろの正面だーあれ!
『えーっと…
すみれちゃん!』
『正解ー!
じゃあ、次は すみれちゃんが真ん中ね。』
『入ーれーて。』
『みっちゃん…。
えー どうするー?』
『真ん中ならいいよー。』
『本当?ありがとう!』
美津は 仲間に入れてもらえたことに、驚きと嬉しさを感じていた。
あんなことになるとも知らずに――…