【短編】君の声も
それからは、あたしは歌うのを止めて、みっちゃんに歌ってもらった。

そうこうしているうちに秋も終わって、冬がきた。

周りは受験や就職に騒ぎはじめた。

時が来ている、と思った。


みっちゃん、と言った。
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