緑のリボン
「はぁ・・・」
放課後、秀樹と知恵は一緒に帰った。
「どうしたんだ知恵?悩み事か??」
知恵の思い溜息に、秀樹は問いかける。
「別に、うん、ない、ある?」
完全に上の空の知恵に、秀樹は呆れる。
それにさっきから知恵はニヤニヤと笑いながら歩いている。
当真の事をずっと考えているからだ。
あれから知恵は、授業中も集中できず、先生から「桐原、保健室行ってこい」と言われるほどだった。
「あのさぁ・・・知恵、もしかして今日何かあったのか?」
秀樹が何と無く言うと、知恵はビクッとなりながらもい、ニヤニヤしながら秀樹の方を向いた。
「ねえ秀ちゃん、小林当真君って男の子知ってる?」
「当真の事か?」
何故だかよくわからない秀樹だが、そのまま話しを聞く事にした。
「今日ね~その当真君に助けてもらっちゃった♪」
「は!?当真がか・・・」
ありえないと思った秀樹は、再び知恵に問いかける。
「な、何で・・・?」
「え~?あんね~、私がね~、あ~!!もう幸せすぎて言葉がでない♪」
知恵の嬉しそうな表情を見て、秀樹が悲しい顔をする。
無言で俯きながらも、まだ知恵の話しは続いた。
放課後、秀樹と知恵は一緒に帰った。
「どうしたんだ知恵?悩み事か??」
知恵の思い溜息に、秀樹は問いかける。
「別に、うん、ない、ある?」
完全に上の空の知恵に、秀樹は呆れる。
それにさっきから知恵はニヤニヤと笑いながら歩いている。
当真の事をずっと考えているからだ。
あれから知恵は、授業中も集中できず、先生から「桐原、保健室行ってこい」と言われるほどだった。
「あのさぁ・・・知恵、もしかして今日何かあったのか?」
秀樹が何と無く言うと、知恵はビクッとなりながらもい、ニヤニヤしながら秀樹の方を向いた。
「ねえ秀ちゃん、小林当真君って男の子知ってる?」
「当真の事か?」
何故だかよくわからない秀樹だが、そのまま話しを聞く事にした。
「今日ね~その当真君に助けてもらっちゃった♪」
「は!?当真がか・・・」
ありえないと思った秀樹は、再び知恵に問いかける。
「な、何で・・・?」
「え~?あんね~、私がね~、あ~!!もう幸せすぎて言葉がでない♪」
知恵の嬉しそうな表情を見て、秀樹が悲しい顔をする。
無言で俯きながらも、まだ知恵の話しは続いた。