天使の階段
後から後から、涙が溢れてきた。

「ありがとう 統吾君。」

私はぽつりと、つぶやいた。





私も今度は、間違った道を歩まない。

あの子にまた、“自分のお母さんに”と選んでもらえるように。








ー Fin ー
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