いじめの刑
本で“ドラマみたい…”
って言うの有り得ない。って思ってた事がおきた。
圭斗は…
麗がいることに驚いていた。
『聞いてた?』
圭斗が聞いてきた。
『ごめんね…
でも………………。』
…………………………………………………………………………長い沈黙。
その間も麗の心臓はバクバク!
それから、
『麗って好きな人いんだっけ?』
『へっ?なんで?圭斗はいんの?』
ハズッ。さっき彩華との話全部聞いてたって言ったじゃんかぁ~
『いるよ…』
『誰?教えてよぉ!』
大体予想がついてる。
きっと、②組の零ちゃんだ…
最近圭斗と仲がいいしなぁ…
どうしよっ零ちゃんだったら…
零ちゃんは麗と同じ名前!
ややこしい!
だからみんなは零ちゃんを零ちゃんって呼んでいる。
零ちゃんは学年で①番可愛いしモテてる女の子だった。
今はきっと性格悪かったしモテてないなっ(笑)
『れ………………………………ぃ』
黙った。
やっぱ零ちゃんだったんだ…
麗は自分の名前がれいってことを忘れていた…
『やっぱり?あの②組の?』
『ちげーよっ。
れい。麗だよっ。』
もしかして…
『麗のことぉ~?』
うっそだぁ!!
『麗だよ。
………付き合ってください。』
顔を真っ赤にしながら言った。
『麗もだよ。
麗も圭斗が好き。
でも…
彩華ふったばかりじゃん。
そんな事できないよぉ…』
本当に好きだよ圭斗…
『わかってる。
秘密にすればいいじゃん。
絶対言わなきゃバレないって!』
えっ…
麗は迷った。
でも…圭斗が本当に好きなの。
彩華ごめんっ…
『うん!OKです!』
『よかったぁ…』






こうして圭斗と麗は付き合った…
間違ったのかな?
今は付き合って正解だったと思ってるよ…
圭斗はどうなのかなぁ…
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