いじめの刑
『ハハハ…』
なぜか笑いがでてきた。
『ハハハッ…
アハッ  ハッ…』
それから、あおが教室に入ってきた。
『おぉ~麗~!』
なんでそんなに驚くの?
と思いながらも、
『あっぉはょぅ……』
『おはよう。
それよりさ、俺の下駄箱の中に菅原と、丸川の麗あての手紙が入ってたぞ。
良かったなっ。友達できたんだろっ?』
菅原は有希祢の事。
丸川は晴夏、まるちゃんの事。
麗と②人とも同じクラスなんだ。
この②人も麗をさけてる。
だから友達じゃないんだけどさ、あおが喜んでくれてるから、友達になったって事でいいよね??
それに、麗の悪口だしねっ。
『うん…
麗だってぇ…麗だって友達くらいいるもんっ♪
それ………でっ…手紙は?』
『あぁ、これっ。』
麗に手渡した。
『ありがと。』
適当に手紙をうけとって走って女子トイレにかけこんだ。

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