いじめの刑
そして、奏音には素の自分を見せれた。
それで、たった①人が喋ってくれるだけで、学校に行くことができた。
あおも、喋ってくれたけど、奏音の方が…
休み時間も、女子とではなく、奏音と喋るようになった。
気をつかってくれてるのかな?


『奏音って好きな人いないの?』
なんとなく聞いてみた。
多分、いない…
『いるよ。』
『えっ?マジ?誰?』
いるんだぁ~!
意外だなぁ…
恋に興味なさそうな顔だから…
『バ~カそんな簡単に教えるかよっ。』
『じゃぁぁ、ヒントはぁ??』
『このクラスかなぁ…』
『ふぅーん。このクラスかぁ…』
そこで話は終わった。
②時間目になった。
②時間目は、算数。
麗は算数はやや得意科目!
『ここ、どうやんの?』
立場逆転!
『そんなのも分かんないのぉ?
ばっかだなぁ~』
『麗だって国語、わかんなかっだろっ。
麗だってバカじゃん。
国語の方が大事なんだよっ』
そういえば…
奏音は麗って呼んでくれている。
バカとかいいあってるし。
仲良くなったなぁ☆
そう思っているだけだった。
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