いじめの刑
『…-ツ
わかった…
私もいくよ…
……いつ…引越しすんの?』
『それが…来月までにいかなきゃいけないんだよ。本当にごめんな。』
来月…??
『来月って、冬休みあけ!?
春休みまでいれないの?』
『駄目なんだっ…』
私は茉莉をつれて
『そっか。分かった。じゃぁ引越しの準備してくるねっ☆』
精一杯の笑顔で私の部屋のある②階へ走ってむかった。
バンッ カチャ
あえてパパとママに聞こえるように音をたてて鍵をしめた。
そして、しゃがんで泣いてしまった。
『ウゥッ…
グスンッ…引越し…』
茉莉もしゃがんでこう言った。
『ねえちゃん、茉莉ね好きな人、優くんに引っ越す前に告白したいの。
ねえちゃん、麗ちゃんと彩華ちゃんとなんかあったでしょ??
だから、ねえちゃんも頑張ってね☆』
茉莉はブイサインをして笑った。
『そうだね…』
引っ越す前に彩華と麗を変えてあげなきやっ!!

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