いじめの刑

お別れ…

麗ははずきと凜呼からよくいじめをうけるようになった。
もうたえきれない!
麗はあおとわかれた。
『ごめんね今までずっと迷惑かけてきちゃって…』
つくり笑顔を見せた。
あおは何も言わなかった。
それから次の日
『彩華!麗ね、圭斗とわかれたっ!!』
これでいじめはなくなる…
『馬鹿じゃないの?
なんで、圭斗を困らせるの?
なんでうちが圭斗をせっかくあきらめたのにふっちゃったの?』
彩華の声を久し振りに沢山聞いたなぁ…
としか思わなかった。
それは、一生いじめから逃げられないんだ…
と思う事をさけたかったからかもしれない。
麗は引越しを考えた。
いっそ結衣と一緒の学校で…
でも、そう簡単に引越しはできない。
親は会社もあるし、学校も…
新しい家を探すのも大変なこと。
わかってるけど、子どもがいじめられてたらしてくれるよね?
考えがあまかった。
まず、お母さんにいじめられてる事なんて言えない。
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