love you
始めは部員の中で同い年は
俺と志乃だけ
屋上で放課後に練習していたときに
1人で体育座りをして泣いているやつがいたんだ
最初は気にしなかったけど
急に立ち上がって柵を上ろうとしてたから
さすがにやばいと思って
志乃と止めにいった
よくある話で
イジメられていて死にたいと泣いていたとのこと
志乃はその話を真剣に聞いていた
大好きなお母さんがいつも髪をおかっぱにしてくれた
その髪型をバカにされるのがイヤだったらしい
隆汰の大きな目は真っ赤になって
涙が溢れるばかりだった
「そりゃあ〜お母さんは大事にしなきゃいけねぇもんなあ」
・・・・・って
何で志乃が泣いてるんだあ!?
俺が呆れているうちに
志乃が
「お前なんか部活してんの?」
「いや、入ってないよ
どうせ入れてもらえないよ」
「じゃあ、軽音楽部に入らないか?」
は?
志乃も泣きすぎて狂ったのか?
俺は小声で志乃に
「志乃・・・・かっぱやろ〜を入れてどうするんだよ」
「大丈夫。こいつ何かもってる。」
根拠のない言葉で安心するわけでもなく
むしろ、あきれたのだった
「なあ、お前は歌好きか?」
「うん。」
「歌うのは好きか?」
「うん。」
まさかボーカルに?
ありえねぇだろ
「悠!!」
志乃はそう言って
隆汰が歌える歌を
俺にギターを渡しながら言った
そして弾きはじめた
俺と志乃だけ
屋上で放課後に練習していたときに
1人で体育座りをして泣いているやつがいたんだ
最初は気にしなかったけど
急に立ち上がって柵を上ろうとしてたから
さすがにやばいと思って
志乃と止めにいった
よくある話で
イジメられていて死にたいと泣いていたとのこと
志乃はその話を真剣に聞いていた
大好きなお母さんがいつも髪をおかっぱにしてくれた
その髪型をバカにされるのがイヤだったらしい
隆汰の大きな目は真っ赤になって
涙が溢れるばかりだった
「そりゃあ〜お母さんは大事にしなきゃいけねぇもんなあ」
・・・・・って
何で志乃が泣いてるんだあ!?
俺が呆れているうちに
志乃が
「お前なんか部活してんの?」
「いや、入ってないよ
どうせ入れてもらえないよ」
「じゃあ、軽音楽部に入らないか?」
は?
志乃も泣きすぎて狂ったのか?
俺は小声で志乃に
「志乃・・・・かっぱやろ〜を入れてどうするんだよ」
「大丈夫。こいつ何かもってる。」
根拠のない言葉で安心するわけでもなく
むしろ、あきれたのだった
「なあ、お前は歌好きか?」
「うん。」
「歌うのは好きか?」
「うん。」
まさかボーカルに?
ありえねぇだろ
「悠!!」
志乃はそう言って
隆汰が歌える歌を
俺にギターを渡しながら言った
そして弾きはじめた