巡恋-出逢ってくれてありがとう-
第6話-辛と幸-
卒業式が終わると
謝恩会が始まった
『ねーねー…今日夜集まるん?』
『ウチラだけの謝恩会?w』
『いいね~♪』
里沙・真希・真樹は
最後のガールズトークに
花を咲かせていた
『麗子っ!』
「ん…?」
ボーッと外を眺めていた私に
里沙が話し掛けてきた
『どうしたん?…元気無いやん。』
「………。」
『高校も無事卒業出来て、大学も決まって、車の免許も取れて、他にあんたは何を悩む事があるの!』
「………。」
『んっ?♪』
「………何も無いよ。」
私は作り笑いをした
里沙は暫く私を見て言った
『…離れても…ウチラ親友やろ?…悩んでる事あったら、ちゃんと聞くし連絡してよ!麗子は何でも溜め込んで胃痛になるから心配っ…。』
「………。」
『突然泣いても私みたいに直ぐタオル貸す人なんて滅多にいないんやからねっ!!』
パシッ!!
里沙は私の頭を軽く叩いて笑った
「里沙ー…」
『おぉ~ヨシヨシw♪』
里沙に抱き付いた私を
里沙は子どものようにあやした
謝恩会が始まった
『ねーねー…今日夜集まるん?』
『ウチラだけの謝恩会?w』
『いいね~♪』
里沙・真希・真樹は
最後のガールズトークに
花を咲かせていた
『麗子っ!』
「ん…?」
ボーッと外を眺めていた私に
里沙が話し掛けてきた
『どうしたん?…元気無いやん。』
「………。」
『高校も無事卒業出来て、大学も決まって、車の免許も取れて、他にあんたは何を悩む事があるの!』
「………。」
『んっ?♪』
「………何も無いよ。」
私は作り笑いをした
里沙は暫く私を見て言った
『…離れても…ウチラ親友やろ?…悩んでる事あったら、ちゃんと聞くし連絡してよ!麗子は何でも溜め込んで胃痛になるから心配っ…。』
「………。」
『突然泣いても私みたいに直ぐタオル貸す人なんて滅多にいないんやからねっ!!』
パシッ!!
里沙は私の頭を軽く叩いて笑った
「里沙ー…」
『おぉ~ヨシヨシw♪』
里沙に抱き付いた私を
里沙は子どものようにあやした