スーパーNEMO大戦


「やすい言葉だな。」


「うっさいわ。」


 でも、そうだな・・・。


 所詮、海人さんもカオリさんも、別の世界の住民。


 この世界の危機とは本来全然関係ない人たちなのだ。


 だったら、この世界の平和は、この世界のヒーローが守らなくてはならない。


 カミレンジャー。


 選ばれた五人の勇者。


 その中でブルーとなり、ロボを託された。


 今さらあとに引けるか!


「ありがと、恵。俺カミレンロボの整備に戻るわ。」


 いうと、青山は立ち上がる。


「おぅ、頑張れよ。」


 ソレを見送るカミレンブラック。


 正義の味方は、後ろを振り向くことは許されない。


 ただ、前に進む・・・


 今さらながらに辛い職に就いたものだ。


 思いながらも、後悔はしていなかった・・・。


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