スーパーNEMO大戦
4
「動きが、遅いんだよ!」
一方、地上部隊。
歩兵集団は、その数で攻めているかもしれないが、それでも由良の相手ではなかった。
防護服を着ているみたいで、相変わらず銃の効きは悪いが、それでも使い道はある。
目くらまし、注意をそらす。用途は様々だ。
由良は、両手両足、様々な身体の部位を使い敵を撃破していく。
暗殺者由良・・・。
「12時間の特殊任務を終えたばかりだというのに、凄いですね・・・。」
「あまり、張り切られても私たちの出番がさ・・・。」
「うるさい!俺たちもあとに続くぞ。」
後ろの赤、黒、黄の三色トリオから、そんな言葉が聞こえる。
そして次の瞬間。
「「「トリプルシュート!」」」
三本のレーザービームが飛んだかと思うと、一瞬にしてドリル星人がなぎ払われた。
さすがは・・・正義の味方・・・その力半端ない・・・。