スーパーNEMO大戦
6
先陣を切ったのは、由良君だった。
発炎筒を空高く何十本も上げたと、目にも止まらぬ速度で発砲。
「!!!」
無論、全弾命中。
その巨大なドリル星人を物ともしないぐらいに、巨大な煙が一面を覆い尽くす。
格好の目くらましだ。
そんな煙を突き破り、皐月がドリル星人につっこんだ。
触手が皐月に迫る。
「甘いわ!」
ナイフを取り出し、皐月はその触手を目にも止まらぬ速度で切り落としていく。
全部が切り落とすか落とさない頃・・・。