スーパーNEMO大戦

『カミレンジャー!!いますか!!』


 青山が叫んだ瞬間、モニターに通されたのは、巨大なジャングルジムだった。


 ・・・・・・突然、ジャングルジムがモニターに映し出された・・・。


 う~ん・・・いや、いいのだけどね。


 いいんだけど・・・締りないよね・・・。


「ワイルダー!まさか、お前の差し金か!?」


 いや、レッド・・・ソレはない。


 っていうか、あいつらが本気で地球制服を狙っていると思っているのは、多くのカミレン読者を含めても、アンタだけだ。


「ジャングルジム!!あなた、テレビ電話はお金かかるから、携帯にしなさいよ!!」


 ・・・って、恵!お前も怒るところ間違ってる!!


 しかも、モニターってこれ、テレビ電話かよ!携帯かよ!!


 あいつら、携帯電話持っているのかよ!!


『あ・・・ごめんなさい。』


 言うと、いきなり通信が切られる。


 って、切っちゃったよ!!


「あ~!!物語が進まねぇ~!!」


 なぜ、カミレンパートになった途端、これなの?


「だから、カミレンジャーは登場人物多すぎるって、前々からあんなに・・・。」


「・・・ブルー・・・それ以上は言わないほうが・・・色々と・・・。」


 とりあえず、実くんになだめられて、落ち着くことにした。


 青山茂21歳。


 14歳にたしなめられる、正義の味方である・・・。


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