スーパーNEMO大戦

「あんまり、熱くなるなよ。」


「私たちも一応、そっちに向かうわ。」


 アルクとキラがそれぞれに声をかけてくれたが、返すことはしなかった。


 エンジンキーを回し、皐月・・・起動・・・。


 標的は・・・俺たちをこんな世界に閉じ込めた、あの、不細工な巨人。


 ・・・・・・ぶち壊してやる!!


「行くぞ!」


 皐月は一気にエンジンをふかすと、上空に飛んでいった。


「あ・・・あんたたち・・・・?」


 老夫婦と若者が、ソレを見て、唖然としていた・・・。


 
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