スーパーNEMO大戦

「!!」


 銃弾が飛んできて、目の前の巨人が倒れた。


 どこから?


 青山は目を向ける。


 そこに立っていたのは・・・・・・


 ・・・・・・・・・見たこともないような黄土色の巨人・・・・・・・・。


『なぁ・・・その酒・・・俺も付き合ってもエエか?』


 声は、そんな黄土色のロボットから聞こえた。


 関西弁・・・。


 いや、ソレよりも空を飛べるロボット・・・だって?


 カミレンロボ史上に、そんな機能をつけた、ロボは存在しない。


 っていうか・・・デザインが、確実に見た目重視の、カミレンロボに比べ、効率重視の無駄ないデザインをしている。


 ロボット・・・そんな夢のような名前すら不釣合いの、ただの兵器・・・そんな印象を受ける。


「あなたは?」


 とりあえず聞いてみなくてはいけないことだった。


< 63 / 160 >

この作品をシェア

pagetop